スイスに行ったら絶対食べて欲しいのが、チーズ!
この記事ではスイスのチーズの歴史と、スイスのチューリッヒで私が実際に足を運んだ美味しいチーズが食べられるお店を2つご紹介します。
チューリッヒにはチーズを取り扱うお店が山ほどあります! 日本でも最近はラクレットが流行っていてよく目にするようになりましたが、本場は違う。圧倒的に違う。チーズの質が違う。
この記事を読んで、スイスのチーズを全力で楽しんでいただければと思います。
スイスにおけるチーズの歴史
スイスは日本の九州と同じくらいのサイズの小さな国ですが、南はアルプス山脈、北西はジュラ山脈という高い山々に囲まれており、その間の標高は700〜800mもあります。
そのため、スイスでは山岳酪農が盛んです。ローマ時代から牧畜やチーズの生産が続いているのは、スイスという国の風土に非常にマッチしているからでしょう。
牧場で牛を育て、その牛の乳を絞り、チーズを作る毎日を繰り返す中で、余ったワインとチーズを一緒に温めてパンのかけらにそのチーズをつけて食べる、シンプルなこの料理も、そんな生活の中から生まれました。
Le De'zaley
チューリッヒで食べられる美味しいチーズフォンデュのお店です。日本ではチーズフォンデュといえば、溶けているチーズに野菜やポテト、バケットなどをつけて食べます。
チューリッヒでは基本的にはパンだけをつけて食べます。
何よりも違うのは、チーズ! 白ワインと一緒に煮込まれているため、かなりアルコール度数は高め。酔っ払います。
しかしその香りは芳醇、味わいには奥行きがあり、パンをつけて食べているだけなのにものすごく贅沢な気分。最後に鍋にこびりついたチーズも、店員さんが綺麗にこそげ取ってくれるので、パリパリになったチーズも食べられて美味しいです。
RACLETTE
ハイジのチーズとして一躍有名になったラクレットも、スイスのチューリッヒが発祥です。
しかし、ラクレットはコース料理の途中で出てくるもの……コースを食べようと思うと、物価の高いチューリッヒではちょっと厳しいところがあります。
もちろん、コース料理も余裕だ! という方はきちんとしたレストランに行ってもらうのがいいと思いますが、ラクレットだけサクッと食べたいという方にぴったりのお店がオープンしています。
その名も『RACLETTE』! ラクレットだけをサクッと食べられます。とろとろにとろけたチーズはポテトとも相性抜群。お腹いっぱいになります。
まとめ
チューリッヒのチーズは本当に絶品。スーパーでもものすごい種類のチーズが販売されています。どれもめちゃくちゃ美味しい。
日本で買うと輸送代で高くつきますので、チューリッヒで存分に食べて帰るか、お土産に買って帰ることをおすすめします。チーズは権益対象外なので、日本への持ち帰りもOK!! ただ、匂いが結構あるので持ち帰り方法にはご注意を。また、温度が高いと溶けてしまうこともありますので、うまいこと持って帰りましょう。
ちなみに、ソーセージなどの肉製品はどんな形状のものでも持ち帰りが禁止されているので気をつけましょう。