こんにちは。うたこの夫です。
久しぶりに日本型の模型を新品購入しました。
多分久しぶりです。うん。
模型について
今回購入したのはこちら。
TOMIX 98444 JR215系近郊電車(2次車)基本セット
TOMIX 98445 JR215系近郊電車(2次車)増結セット
合計10両です。
215系には数えるほどしか乗ったことがありません。
それでもやっぱり、乗ったことは思い出に残っているし、外見もかっこいいので、TOMIXからの発売を機に購入しました。
造形は、TOMIXらしくシャープにまとまっています。
内装も作りこまれているので、加工したくなります。
まあ、インプレは他の詳しい方にお願いします。
走る姿はまさに壁です。
アーイイ…
— うたこの夫 (@Utakonootto) 2022年2月26日
どうでもいいことですが、私は21世紀を、山手線を走るこの車内で迎えました。 pic.twitter.com/RYcQojdmCQ
思い出① 山手線 215系「21世紀記念列車 215(GO)号(にじゅういちごー)」
初めて215系に乗ったときの、団体臨時列車です。
山手線の池袋発池袋行き、215系が使われました。
出発は2000年12月31日の深夜で、途中で年越し(=新世紀=21世紀)を迎えるというものです。
21世紀にゴー だから、 215
内回りで、途中の停車駅はありませんでした。
これ以前にも、全駅通過の山手線はほかにも「夢さん橋号」に乗ったことがありましたが、「夢さん橋号」は当時の山手線の電車を使用した臨時列車で、見た目にはそんなに特別感はありませんでした。
しかし、「215(GO)」は215系。オール2階建てのクロスシートです。
先行の山手線に追いつかないようにゆっくりとした速さでしたが、地元駅を悠々通過していくのは新鮮な体験でした。
この時の座席は、車端部。
せっかく2階建て列車なのに2階でも1階でもないなんて。
小学生の私は、残念だと思っていたのですが……。
ちなみに、当時は「珍しい電車だからカメラを持って行く」という習慣すらなかったので写真はありません。
▲その1年後、湘南新宿ラインで走る215系。
ちなみに、この列車の予約をしたのは私の母親です。
私はこの列車の存在すら知りませんでしたが、母親はいったいどうやってこの情報を得たのでしょうか。
(そういえば過去にも、塾でどこにも行けない私に代わって、突然「スーパーエクスプレスレインボー」や「江戸」の引退イベントに行ってグッズを買ってきてくれたことがありました……。母、何者か。)
その後、山手線ではない車両が山手線を走る臨時列車がないところを見ると、よっぽど特別な列車だったんでしょうか。
後年調べたところによると、現在そのような臨時列車がないのは、ATCがデジタル化された結果、ほかの車両の乗り入れが難しくなったためとのことです。
思い出②「ホリデー快速ビューやまなし」
大学生のとき、甲府から新宿まで乗りました。
中央線唯一の2階建て車両ですから、選んだのは当然2階席。
はじめは甲府盆地の景色を眺めて楽しんでいました。
塩山までは。
座席は小さい!
クッションは薄い!
背もたれは倒れない!
天井は低い!
そうだよ! こいつは限界社畜運搬通勤列車だ!
(座り方が雑だったので)ケツいてぇ!
小学生の時に残念だと思ってた、車端部はアタリだったのか!
もうここからはトンネルと川沿いの世界。
眺めはどうでもいいから寝てしまおう。
起きたら中野を通過するあたりでした。
115と201を乗り継ぐよりも、気持ちは疲れました。
頑張った、私。
215系は好き?
大好きです!(乗りたいとは思いませんが)
「でんしゃだいすき」な子供時代を、2階建て車両全盛期と言える平成初期に過ごした身としては、2階建て車両は永遠のあこがれです。
100系新幹線に始まり、211系、サロ124、キサロハ182……
215系が登場した時は、
「いよいよオール2階建ての時代が来た!」
「山手線も2階建てになるといいなあ!」
なんて思っていましたが、みんなあえなく引退してしまいました。
せめて、模型の世界では100系などとともに活躍を続けてほしいと思います。
ウチにはほら、2階建てがいっぱいいるから……