こんにちは。うたこの夫です。
夏の暑さも、9月に入ったら突然どこかに行きましたね。
また暑くなるとも聞いていますが、35度を超えるような日はもう来ないかもしれませんね。
さようなら、2021年の夏。
どこにも行けない週末、私は重い腰を上げ、家族会議を立ち上げました。
議題は「どのくるまにする?」です。
参加者
うたこの夫(3X)
のりものが好き。免許取得後14年、現在ゴールド免許。
自分が生まれてからずっと、家に自動車のある生活。
娘の誕生とともに自分の自動車がなくなって以降、ずっと車が欲しい人。
たぶん、「車が欲しい」って言っている間が一番楽しい人。
自動車に若干趣味性をもたせたい。ホンダを乗り継いできた。
見た目普通で、他より少し速い車が好み。
職場では「恐妻組合」に加入。
うたこ(3X)
自家用車不要論者(現在は軟化、保有の可能性を示唆)
のりものには興味が無いが、話はあわせてあげられる。
免許取得後12年。AT限定。限定解除も検討中。
ペーパードライバー。運転は極めて不安。
実家も自分も、自動車に趣味性を求めず、極めて合理的な買い物をする。
主に助手席専門だから、快適性を重視。
一度決めたら当分曲がらない。
娘(3)
好きな車は、「じいじのジープ」
欲しい車は、「えすにせん」
どの車も、乗せてやればそれなりに気に入る。
2歳の時に、一人でポニーに乗り、全く落ち着いていた。
多分、運転も難なくできそう。
チャイルドシートはレカロJ1
息子(1)
のりものだいすき。
お調子者。
一番好きなのりものは、「ぽっぽ(SL)」
好きな色は青。
チャイルドシートはブリタックス・レーマー Dual Fix i-Size
議事
それでは、議事に入ります。
今回は、中古車を購入する場合での検討になります。
したがって、候補はすべて中古車となります。
まずは、このクルマです。
①フィット ハイブリッドRS
5人乗り 1500CCハイブリッド 6MT およそ100万円から
車体は小さく、取り回しがよい。積載性もこのクラスでは最高レベル。
「わかんな~い」
「だー」
「ハイブリッド車のMTはホンダの3車種でしか選べません。それらの中で最も実用的な車種がこのフィットハイブリッドRSです。10年前の車ということで、古さが少々気になりますが、他に例を見ない組み合わせを味わうなら今だと考えます(早口)」
「目が離れているからイヤ」
「……」
続いてはこちらです。
②フィット RS
5人乗り 1500CC 6MT およそ180万円から
車体は小さく、取り回しがよい。積載性もこのクラスでは最高レベル。
レンタカーで廉価グレード(13G)に乗ったところ、おおむね高評価を得た。
「ピットだいすき♡」
「だー」
「現行フィットにMT設定が無いため、コンパクトカーでMT車を選ぶなら、自分ならこれが最新モデルになります。特別なエンジンではないし、速いわけではないけど、楽しそうです(早口)」
「中は広かったけど、リアエアコンが無かったよね。それが気になる。あと、
FITのフォントが嫌い」
「(車じゃないのかよ)……」
続いてはこちらです。
③ジェイド ハイブリッドX
6人乗り 1500CCハイブリッド 7DCT およそ150万円から
4人乗り時の積載性は良好。6人乗ったら荷物は載らない。燃費はよい。
子供が生まれる前、代車で乗ったけど、うたこさんは覚えていないでしょう。
「しらな~い」
「だー」
「車体は大きすぎない程度で、取り回しは良好です。いつも6人乗るわけではないので、うちではこの車も選択肢に入ります。ホンダセンシングがついているのも高評価(早口)」
「青系なら映えるデザインだね。でも、正面とか、
角度によってはブサイク。」
「……」
続いてはこちらです。
④ジェイド RS
5人乗り 1500CCターボ CVT およそ180万円から
積載性良好。燃費は悪くはないけど、よくはない。自動車評論家は、走りの良さをほめていた。
「わからなーい」
「だ! だ! だ!」
「ハイブリッドモデルと比べて軽いこと、重量配分の変化と足回りの設定の違いから、ホンダの走りのミニバンの一つと言われています。パドルシフトがあるのもうれしい装備です(早口)」
「あれ? 青のほうがかっこよく見えるね。てことは、青以外はブサイクに見えるわけか。あと、燃費はいいほうがいいに決まってる。」
「……」
続いてはこちらです。
⑤オデッセイ ハイブリッド アブソルート
7・8人乗り 2000CCハイブリッド 変速機無し およそ200万円から
積載性良好。燃費よい。7人乗り仕様なら、2列目の座席が豪華。
今回の候補で唯一のスライドドア装備。
「わからない」
「だー」
「乗車人数、積載性、燃費、安全装備……。今回の選択肢の中では、いろいろな面で最も実用的と言えそうです。車体は大きいですが、運転は難しくありません。後席の子供たちがビデオを見るためのリアモニター付きの個体も多いです(早口)」
「二重アゴみたい。この写真が悪いんじゃないの?」
「いい加減、クルマを見てくれよ……」
続いてはこちらです。
⑥アコード ハイブリッド EX
5人乗り 2000CCハイブリッド 変速機無し およそ150万円から
燃費性能の鬼。街中では3リッタークラス並みの余裕のある走りを見せる。
EV走行時はとても静か。室内、特に後席が広い。唯一の弱点はトランク容量。
「おこってる……」
「だー」
「出たばかりのとき、ホンダのレンタカーで借りました。3リッタークラスの走りはマジです。当時実家の車だったRA8(オデッセイ プレステージ 3000CC)と交代で乗っていたのですが、明らかに出だしはオデッセイより速かったです。高速域はさすがに及ばないところがありましたが、そもそもハイブリッドカーにはそれを求めるべきではありません。シリーズ式ハイブリッドですから、エンジンが付いた電気自動車と言えます。なのにホンダはこれを「電気自動車」とは言わず、当時は「スポーツハイブリッド i-MMD」と呼びました。電気自動車と勘違いさせるような妙なネーミングをしないあたりにホンダの謙虚さと真面目さが見えますね。ホンダは、アコードにも、インスパイアにも、レジェンドにも、どの世代にも新機軸を盛り込んで技術をアピールしてきました。しかし、それが販売実績に直結することはあまりありませんでした。しかし、このCR型アコードに初搭載された"Spots Hybrid i-MMD"は、その後オデッセイ、ステップワゴン、インサイト、CR-V、フィット、ヴェゼルといった、ホンダの主力販売車種にも順次採用されました。ホンダのセダンはいつの時代も技術的には優等生なんです!!(ニチャァ)」
「トランクが狭いって、どんな感じに狭いの?」
「ベビーカーを載せたら、旅行かばんは厳しいかも」
「試さんとあかんな。」
結論
検討の結果、以下の通りになりました。
(選考外)ジェイドRS……ハイブリッドのほうが燃費が良いため
(選考外)フィットハイブリッドRS……目が離れているため
(保留)フィットRS……フォントが気に入らないため
(検討継続)ジェイドハイブリッドX……青系の見え方を確認
(検討継続)オデッセイハイブリッド……アゴの出方と色の関係を確認
(第1候補として検討)アコードハイブリッド……トランクの広さ要確認
あれ……あんまり実のある話になっていないような……