横浜まで、劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」を観に来ました。せっかく遠出するのだから……と、横浜中華街の美味しいものを探してみたところ、本場四川の味が楽しめるという中華料理店『景徳鎮』を見つけたので、行ってきました。
妥協のないからさが特徴という四川麻婆豆腐、果たしていかほどか。羊水を辛くする覚悟で挑みます。
景徳鎮@横浜中華街
中華街は修学旅行生や観光客でかなりの賑わいをみせていました。しかしながら、観光地の飲食店の中から美味しい飲食店を探すのは至難の技です。
観光地価格でちょっとお高め設定になっていたり、とにかく客寄せがすごくて間違って足を踏み入れてしまったり。
そんな街並みを眺めていると、北海道へ修学旅行に行った時におばちゃんに言いくるめられて入った海鮮丼のお店が全く美味しくなかったことをいまだに思い出します。顔も名前も店名も何も覚えていないけれど、あれだけは絶対に許さないんだから!
GoogleMap片手にお店にたどり着きました。各種メディアでも紹介された実績のあるお店です。
店内の様子
平日のランチタイムでしたが、店内はほぼ満席でした。
5人くらい座れそうな円卓に1人通されました。
メニュー
ランチメニューはこんな感じです。ランチメニューのマーボー豆腐とスペシャルメニューの四川風麻婆豆腐掛け御飯は一体何が違うのか? と言いますと、価格と辛さ、提供スタイルが異なります。
ランチメニューのマーボー豆腐は普通の辛さで山椒が入っていないもの、750円、マーボー豆腐とご飯は別々に提供されます。対するスペシャルメニューの四川風麻婆豆腐掛け御飯は、本場の辛さ。店員さんにも、結構辛いですけど大丈夫ですか? と聞かれるほどでした。金額は1,080円とかなり高くなり、カレーライスのように大皿でご飯と一緒になって提供されます。
山椒の有無で300円も変わるのか……と思ったのですが、他のブログで「普通のは丸美屋レベル」なんてコメントもあったので、今回はもちろん、四川風を注文します!
実食!
四川風麻婆豆腐掛け御飯、スープ、ザーサイ、デザートの杏仁豆腐がほぼ同時に出てきました。匂いからしてスパイスがかなりきてます。
かなりの量とインパクトがあります。
そこまで赤みがきついわけではないですし、四川なので山椒ピリピリ系のはず……ということで、いただきます。
……と、ふと気になったのですが、おしぼりがない。店員さんに聞くと、ランチタイムはおしぼりは提供していないそう。
じ、時間帯の問題なのか……?! お手洗いまで行けばよかったのかもしれませんが、もう料理がきている以上席を外すのもなぁ……と、そのまま食べ始めました。手がふけないとなんとなく気持ち悪いなぁ。
麻婆豆腐、一口目からかなり辛い!!! むせる!!! 喉にスパイスが直接攻撃を仕掛けてくる感じ!!
涙まで出てきました。山椒、一体どれだけ入っているの?? 親の仇かってくらい入ってる? ひと瓶まるまるとか? とにかくきつい!!
経験上、肉味噌の方が辛さが強く、豆腐の部分はちょっとましになるので肉味噌部分から食べ進めました。なんとか麻婆豆腐は食べきりましたが、水も大量に必要としたためお腹はパンパン。ご飯は食べきれませんでした。涙が止まらず、泣きながら食べるような感じ。
スープごときでは辛さを洗い流すこともできず、むしろ熱さが辛さになり……
ザーサイも全然食べられない。
最後の寒天系杏仁豆腐で舌を落ち着かせようとするも、焼け石に水。
こんなに辛い麻婆豆腐ははじめて食べました。本当につらかった。旨味を感じる余裕もありませんでした。2度目を食べる勇気はありませんね……。
他のお客さんも、食べてみたけどかなりの辛さにギブアップしている人が多く、テーブルの上には赤々とした麻婆豆腐がそのまま。。ここまで辛くしてしまうと、美味しいというよりはただただ辛いだけというか……。
これが本場なのかもしれませんが、ちょっとやりすぎかなと思いました。
店舗情報
アクセス | みなとみらい線日本大通り駅より徒歩7分 元町・中華街駅より徒歩6分 |
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営業時間 | 【平 日】11:30~22:00(L.O.21:30) 【土・日・祝】11:00~22:00(L.O.21:30) 【ランチタイム】平日 11:30~15:00 |
定休日 | 無休 |