娘が1歳3ヶ月の時に、ことば豊かな子を育てるために、3歳までに絵本読み聞かせ1万冊、童謡200曲という指標があることを知りました。
(3歳までって、3歳になったその日までなんですかね、それとも4歳になる前日までなんですかね)
1万冊読み聞かせるための絵本の選定もなかなか大変ですよね。
大人の世界から急に子育ての世界にやってくると、「絵本……?」ってなりますし。
私もはじめは絵本の市場の大きさをなめてました。
そんな時に役立つ! くもんの推薦図書についてご紹介します。
くもんの推薦図書とは
古今東西の優れた図書の中から、子ども達に人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐったもので、絶版などの見直しを行い毎年改訂されています。
公文教育研究会は60年以上にわたって、個人別・学力別指導による子ども達の能力開発に取り組んできておりますが、公文式教室で優れた学習成果をあらわした生徒たちは、皆、例外なく高い読書能力をもっていることがわかっています。そうした生徒たちのほとんどは、幼いうちから絵本の読み聞かせなどを通じて幅広い言葉の世界にたっぷり触れ、親子のコミュニケーションが豊かです。こうしたベースがあってこそ、自ら積極的に本を読み、自学自習によって高度な知識と豊かな感性を身につけていけるわけです。読書力は全ての学習の基礎であるといえましょう。
くもんのすいせん図書: 読書と読み聞かせのすすめ | 公文教育研究会
よおし! それなら今日から読み聞かせだ!
でも……実際、子どもが何を好きかって0歳の時点じゃわかりませんよね。
私はとにかく上から順に読んでいきました! 全てを買うことはとてもできないので、図書館をフル活用。気に入ったものは何度も借りています。
くもんの推薦図書一覧ではどんな見た目の絵本なのかがよくわかりませんよね。画像付きでリストを順番にご紹介しますので、ぜひ絵本選びに活用いただければと思います。
順番に読めばそれでOKなこのリストは本当に重宝しています。
読んでいくと子どもの好みが分かってきて面白いよね。
絵本リストにいく前に
こちらのLIBRONという拡張ツールをご利用のブラウザにダウンロードしておけば、Amazonページを開くだけでご近所の図書館にお取り扱いがあるかどうかチェックすることができます。
お住まいの地域の図書館を設定しておけば、こんな感じで表示されます!
とても便利なのでぜひ使ってみてください。
4A 3歳におすすめの絵本
文字のない絵本もあるため、2歳〜でも十分楽しめると思います。お話の長いものは2歳後半、3歳手前くらいまで置いておいてもいいかも。
ねずみくんのチョッキ
しょんぼりしたねずみくんを見ると、こちらまでしょんぼりした気持ちに……。でも、最後は……!
あかいふうせん
文字のない絵本です。でも心を惹かれる。子どもも、丸いものと赤いものに目を引かれていました。
かさ
この子はどうして一人なの? と心配そうに読み進めました。最後にはホッとしたようです。
はるにれ
文字のない絵本です。でも、この絵本がどういう意味を持つのか理解するのはまだ先になりそう。
あいうえおの本
細かい書き込みがすごいので、子どもはじっと観察していました。
るるるるる
「る」だけでこんなに表現できる?! とびっくりします。
いいおかお
これを読むと皆いいおかおをしてくれてかわいいです。
わたしほんがよめるの
本が読めるとはどういうことか、がわかっちゃう。
でんしゃ
息子は電車が好きなのでこの本も大好き。
とりかえっこ
面白いのですが、既に動物とその鳴き声がしっかり一致していないと難しいかも。
ぶたたぬききつねねこ
たのしいしりとり、言葉遊びです。クリスマス前にも読みたい。
ロージーのおさんぽ
こちらも文字がなかったような…? 色と絵柄が特徴的です。ロージー! あぶない! ハラハラします。
どんどこももんちゃん
めちゃくちゃ好きです。シリーズもかなりたくさん読みました。
なつのあさ
夏の朝の空気が伝わってくるよう。
あくび
子どもと大きな口を開けながら読みました。面白かったです。その後も子どもがあくびをしたときに「お母さんにうつった〜」と言うと笑っていました。
1,2,3どうぶつえんへ
数を数えましょう! 絵と色の美しさは言わずもがな。
わにさんどきっはいしゃさんどきっ
意味がちょっと伝わりにくいかもですが、わにー! 歯医者さーん! というだけでも楽しめます。
タンタンのぼうし
大好きです。シリーズ全て読みました。あれ? と、本なのに息を呑む瞬間があります。
でんぐりでんぐり
かわいい。シリーズすべて読みました。子どもも真似してでんぐりしようとします。
いたずらこねこ
かわいかったです。画面は地味なので子どもによっては飽きちゃうかも。
いたいいたいはとんでいけ
こわい! といってあまり読ませてくれませんでした。(怖いお話ではないです。泣いているから?)
きょうはみんなでクマがりだ
想像力溢れる散歩? ってことなのか……?
はなをくんくん
春の訪れを感じる絵本。
ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ
かわいい。あぁぁっ! と、読んでいるこちらはハラハラします。
ぶんぶんぶるるん
読んだことないです。なかなか見かけないような?
ちょっといれて
動物がたくさんでてきます。
うみだーいすき
絶版? 見たことないです。
まいごになったぞう
赤ちゃんのかわいさの前には、誰も敵いません。
あかんべノンタン
ノンタンってちょっと言葉遣い悪いですよね。でも子どもは好き、というか子どもの気持ちを代弁しているかのような存在なんでしょうね、ノンタンって。
さよならさんかく
いろんな色や図形がかわいいこぐまちゃんのイラストと一緒に!
かばくん
かばくんは不思議な世界観ですよね。
おおきいトンとちいさいポン
なるほどその手があったか! 二人のアイデアに関心。
ふしぎなたまご
うんちがぽとん
この本、子どもは大好きです。からだの部位の説明まで入っているのがいいなと思います。
さつまのおいも
昔読みました。忘れちゃった……。
へびくんのおさんぽ
これも1回くらいしか読んでいない?
とうさんまいご
こちらは何度も読みました。あくまでも、自分じゃなくて親が迷子なんだよね……
しかけも面白くて、子どもはよく観察していました。
へんしんトンネル
言葉遊びが面白い!!!
でんしゃにのって
ももんちゃんと同じ作者の絵本。可愛いお話で大好きです。
かばくんのふね
不思議な世界観のかばくん続編。でも結構好き。
1才からのうさこちゃんの絵本
うさこちゃん。読み聞かせを始めてからはミッフィーって言わなくなりました。
おとうさんだいすき
こちらもあまり取り扱いがなさそう。絶版本も結構載ってますね。
おんぶおばけ
1回読んだくらいかな。
ぽとんぽとんはなんのおと
ちょっとお話が長くて最後まで読みきれなかった記憶。
おでかけのまえに
これは何度も読みました。共感しかありません。あぁー! もうー! と言いたくなってしまいます。
あかたろうの1・2・3の3・4・5
数字がたくさんでてきます。
おやすみなさいのほん
読んでいると眠たくなってくるんですよね……。
おまたせクッキー
えっ、クッキーはこのあとどうなるの?! と、ハラハラさせられました。
くまさんくまさん
細かい描写で1日の流れが描かれていて、行動の名前を知るためなどに最適な絵本。絵が細かいので子どもは楽しく観察していました。
とこちゃんはどこ
こちらも細かい細かい! 探すのは結構難しかったです。
まとめ
3歳2ヶ月の娘は2Aまでの入手できる本は全て読んでしまいました。長いお話でも最後まで聞けるようになったなぁと思います。
1歳8ヶ月の息子は、流石に最後まで聞いてはいません。5Aくらいの長さのものであれば最後まで聞いていられますが、月齢通りの絵本が一番楽しそうです。
私はこれまで約1,200冊の絵本を読みました。1万冊読破しようと思っても、何度も読んでいる本もあるので意外と本の種類は少ないんですよね。
だんだんと、子どもたちの好みや、シリーズで選ぶ、作者で選ぶ、など色々な選び方ができるようになり、楽しく絵本を読み続けられています。
みなさまもぜひリストを参考に絵本選びをしてみてください。