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【観劇記録】「1789ーバスティーユの恋人たちー」

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胎教のためにミュージカルを観てきました! 大音量が全身を包み込む劇場、赤子も「えっ、なになに、なんの騒ぎなの」と終始もぞもぞと身動きをしていました。

 

「1789ーバスティーユの恋人たちー」は18世紀末のフランスを描いたミュージカル。貧困にあえぐ民衆と贅沢を持て余す宮廷、革命の足音が近づいている……! 

 

 

1789ーバスティーユの恋人たちー

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革命って、意外と起こらないんですよね。どれだけ生活が苦しくても、不平不満が溜まっていても、疲弊していては抗おうとか覆そうという気持ちにすらならない。

まぁこれくらいなら生きていけるし、っていう気持ちが少しでもあれば余計なことをする気は起こらないと思います。そう考えると、フランス革命付近の民衆の生活は相当厳しいものだったのでしょう。

 

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このミュージカルの見所は、民衆たちがその怒りを表現しているダンスや歌、そしてそれに対して贅沢三昧な宮廷のきらびやかなシーン、権力を手に入れるための企み……。サブタイトルに「バスティーユの恋人たち」とありますが、恋愛要素は別になくてもいいかなという感じです。

 

そして、自由とは。今の日本では自由を振りかざし、責任は取らずに平気で人を傷つける人がたくさんいます。自由とは権利ではありますが、権利とはなんでもやっていい免罪符ではありません。

「1789ーバスティーユの恋人たちー」の中では、自由とは「他人を害することの以外の全ての行動が許されること」と言われています。

 

他人を害すること、傷つけることは権利として許されていないのです!! 

 

これ、絶対に忘れちゃいけないことだよなと思いました。

 

幕の内弁当

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幕間に食べる幕の内弁当、いいですよね。

 

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劇場内で食べられるのが楽で助かります。ロビーは座るところを確保するのも大変だし……。劇場によってこの辺りの決まりは異なりますが、新歌舞伎座はOKでした。

 

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幕の内弁当の中身!! 色々なおかずが一口ずつと、ご飯も2種類ありました。お弁当は冷えても美味しく食べられるように作られているので、塩気があり味がはっきりしていて美味しいです。

 

サントラとパンフレット購入!

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今回の上演キャストではありませんがハイライト・ライブ録音盤CDを購入しました。平等の方です。

宝塚歌劇団も十分かっこよくて好きなんですが、やはり男声が入っていると迫力と重厚感が全く違いますね。それぞれに良さがあって、どちらも観たくなってしまいます。

 

最後に

ロランはかなり激情型の田舎の人間でしたが、どうしてあの「ちょっとお金持ちの革命一派の青年たち」に見初められて仲間になれたのか……それだけがちょっと気になりました!!w

はっきりものをいうタイプの人間、あんまりいなかったのかな……?