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神戸市西区『ほうらく堂』の山盛りかき氷はふわふわ絶品!

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神戸って都会でしょ? いえいえ、神戸電鉄で山をいくつか越えて行けば、そこに広がるのは豊かな田園地帯、どこまでも山、山、山。

そんな神戸市西区にあるにも関わらず、休日には行列ができる老舗和菓子屋さんのかき氷を食べに行きました! ここは車で行くしかありません。車で行ってください。

 

ほうらく堂@神戸市西区神出

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ほうらく堂はもともと老舗和菓子屋さん。蒸し饅頭が有名でした。

その饅頭が大正天皇・皇太子殿下にも評価され、「殿下まんじゅう」として広く知られました。

 

夏場は大きなかき氷が大人気で、休日はかなりの行列! 平日でも閉店前に品切れになることもあるほどだそうです。

 

店内の様子

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店内に入ると、右手側に和菓子やその他お菓子がずらりと並んでいます。ほうらく堂のものもあれば、別の業者のお菓子も売ってあって、ちょっとしたお土産売り場のようになっていました。

 

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店内の席はこんな感じで、可愛い座敷と

 

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テーブル席と、それなりに広いです。

 

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水まんじゅうのディスプレイがめちゃくちゃ可愛くて涼しげだったので参考に記録しておきます。 

 

メニュー

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ほうらく堂のかき氷は、かなりでかいです。通常サイズのメニューがこれです。

 

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食べきれないと言う声があったのでしょうか。中サイズもあります。山盛り氷は食べきれない、と言う方向けに最後まで美味しく食べられる中サイズ。氷が半分ほどの量になっています。

トッピングは据え置きだそうですが、氷が半分になり表面積が小さくなっているので、必然的にトッピングも少し少なくはなっています。

 

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中サイズの金額はこちら。通常サイズのかき氷より100円ずつ安くなっています。

 

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そのほかにも、和菓子屋さんらしいメニューが用意されています。

 

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ぜんざいも美味しそう……。

 

実食!

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この2つは宇治ミルク金時です! 

左が中サイズ、右が通常サイズです。中サイズのあんこは別盛りでやってきました。

 

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中サイズはこんな感じ。

 

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大サイズはこれ!! かなり迫力があります。追加のシロップも付いています。

 

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私は黒蜜きなこ金時にしました。黒蜜が別途付いてきます。中心部分の氷はどうしても味が足りなくなってしまうので、ちょこちょこ追加でシロップをかけながら食べます。あまり最初にかけすぎると、氷のふわふわ感が失われてしまうので要注意です。

 

金時を選んだのは、ほうらく堂のあんこが食べたかったから!! このあんこは、大正12年の創業当時から代々門外不出で受け継がれているものです。

普通では使用を躊躇してしまうランクの厳選小豆と、最高級の砂糖、そして神戸の美味しいお水を使用し、幾度も丁寧にアクを取り、あっさりと上品な味わいの餡を、人の手により自家製餡しているのです。

作り置きはせず、その日に使う分だけを作っているのだとか。

 

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手のひらをいっぱいに広げたくらいの大きさがあります。かなり大きい。

 

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きな粉と黒蜜部分からいただきます。

氷はめちゃくちゃふわふわ!! 黒蜜もしっかりかかっていて甘みの具合もバッチリです。

 

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周りばっかり食べ進めると、中心の味なし氷ばかりになってしまうので、火山のように掘り進めながら食べるのがコツです。追加黒蜜を適度にかけて食べましょう。

外側はずっとふわふわでした。美味しい。

 

大正12年から代々門外不出の「ほうらく堂の餡」は流石の濃厚さ。柔らかく甘やかな食感がふわふわ氷ともよく合っていました。

 

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最後の方になると流石に重みで中の方がふわふわ氷からジャクジャク氷になってしまっていましたが、外周部分はしっかりふわふわ!

お店は室温が高くて入店した直後は暑くて仕方なかったのですが、かき氷を食べ進めるとちょうどいい感じになってきました。熱々のお茶もちょうどいいです。さすが、かき氷を食べることに特化しているのだなと思いました。

 

かき氷なのに、全部食べ終わるまでに35分もかかりました!! お腹もいっぱい。ちょっと食べ過ぎたくらいです。本気のかき氷ってこんなに美味しいんですね。

東京に戻ったらかき氷も食べ歩きたいなと思いました……。

 

店舗情報

アクセス 175号線沿い
車でないと行けないと思います。
営業時間 9:30~17:00
定休日 年中無休