Try Something New

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【z21 start】DCC、はじめのいっぽ!【欧州型 N】

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こんにちは。うたこの夫です。

 

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妻が妊娠後期で里帰りをしたのちも、私は相変わらず鉄道模型をいじっていました。

 

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ということにさせてください。

ほんとは仕事でボロ雑巾みたいになっていました。

マジで妻が里帰りしていてよかった。

出勤も帰宅も迷惑でしかない時間帯だったからね。

 

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6月下旬、里帰り中の妻の様子を見に、神戸に行きました。

その時、神戸生まれの妻の誕生日プレゼントとして、神戸牛でランチにしました。

そこで思い出したんですよ。

半年前の自分の誕生日、何にもプレゼントされてねぇ!

 

妻「なんかほしいものある?」

私「でんしゃ!

 

 

買ってもらった

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FLEISCHMANN #931483(くさいよばあさん)

Digital Startset ÖBB 貨物列車セット

そのDCCシステムを、ROCO社のz21startに変更したもの。

港区六本木にあるヨーロッパ型Nゲージの専門店、Luft-tek(ルフトテック)さんによるオリジナルの組み合わせセットです。

 

内容は、簡単な単線オーバルに引き込み線1本のレイアウト。

ÖBBのRh2048型ディーゼル機関車に3両の貨車。

なるほど入換を楽しむためのセットのようです。

同じ入換目的でも、TOMIXのあの渋すぎるスターターセットよりもまとも……

 

これで私もDCCデビュー!

先輩にLINEで報告したところ

「ついに禁断の沼に入ったか……」

嫉妬心配されてしまいました 。

 

このz21start、いわゆる【白箱】は、Z21【黒箱】の廉価版です。

Z21の売りである無線LAN接続はできますが、専用のパスコード(有料)が必要になります。

今回はパスコードをお願いしていなかったので、しばらく無線LAN遊びは封印。

 

配線

フィーダー線路とz21をつなぐだけ。とってもシンプル。

 

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他の線路も電気的につながっていて、リバース区間がなければフィーダーは基本的に1本で済むらしい。

すげえ

交流だから電圧降下も少ないらしい

すげえ

ポイントもデコーダがついていれば配線不要で操作できるらしい

すげえ

でも交流20Vが流れているから、アナログ機を置いたら煙を噴くらしい。

やべえ

 

 

動かしてみた

このコントローラ、multiMAUSっていいます。

 

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ちょっと昔の携帯電話みたいでカッコいいでしょ。

ダイヤル部分で進行方向と速度を調整します。

中立位置付近にクリック感があります。

しかし、止まったままヘッドライト・テールライトの切り替えが極めて難しいです。

ヘッドライトがついた列車を停車させ、列車を逆方向に進ませようとダイヤルを逆方向に進めても、車両が動き始めるその瞬間まで、ヘッドライトとテールライトはさっきまでの方向で光っちゃうんです。

 

でも、ダイヤル以外はとっても便利です。

ファンクションキーが豊富に用意されているので、サウンドなどのギミックも同時に複数操作することも簡単です。

 

DCCで遊ぼう

小さいレイアウトもいいのですが、ここは常設の線路で毎日楽しみたい。

リビングの飾り棚の1線をDCCにも対応できるように、フィーダをちょっと加工。

 

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これでめでたく、KATOのユニトラックでもTOMIXのファイントラックでもDCC化できます。

 

そして同時に……

 

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KATOのスタンダードS(直流 アナログ)

KATOのハイパーDX(直流 PWM)

そして今回の

ROCO z21start(交流 DCC)

リビングのカラーボックスの上は、3種類のコントローラーがひしめき合う魔窟になりました。

 

車輛を動かそう

まずは付属のRh2048から。

 

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サウンド機ではないけど、ライトのボタンでヘッドライトとテールライトの点灯/消灯ができます。

日本でいうとDD13みたいな入換専用機。時代もだいたいそのくらい。

出力とか比べ物にならないほど高く、こちらは成功した事例だけどね。

ÖBBでは短期的に不足する入換専用機としてDBの中古を購入して使い捨てたやつ。

そういえば、ザルツブルグでSLBの同型機を見ていたようです。

 

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まったくノーマークだったけど、これもある意味新婚旅行の思い出車輛だね。

実車は短命でも、模型の世界ではきっとずっと大事にするからね。

 

次はRh1116(赤)。

 

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これはDCCサウンド機です。ほとんどのファンクションキーに役割が充てられています。

ヘッドライトとテールライトの点灯/消灯だけでなく、ハイビーム切り替えもできます。

 

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(ハイビーム状態でライトボタンを押すと、ハイビームだけ消えずに残るお茶目仕様です)

 

次はRh1116(ブレンナー鉄道150周年記念塗装)。

 

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これもDCCサウンド機。

以前にも話題にした通り、購入即故障者リスト入りのツワモノです。

幸い、補修用の歯車を比較的安く手に入れらる見込みです。

まだ動かすことはできないけど、サウンドを出す分には全く問題ないはずなのでテスト。

 

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できることは先述の赤いRh1116と同じですが、サウンドの設定が違うようです。

なお、ハイビームがお茶目仕様なのは共通。

 

どれにしても、映像をアップできないのが残念で仕方がありません。

 

今後しばらく

パスコードを購入するまでは、しばらくこのままで楽しみます。

リビングにこだまする鉄道音。

 

 

 

ヒュイーン(システム起動音)

ブオオオオオオオ(ブロア起動音)

ガチャリ(連結音)

ピンポンパンポン……(構内放送)

プァー!!(警笛)

 

ラァ~シ~ド~レミファソラシドレ#~(加速音階)

キィィイイイイ!!(ブレーキ音)

 

……こんなの、妻と子供が帰ってきたら遊んでられないな。。。