さて、この記事が公開される頃には私は出産予定日を超過していることになります。果たして赤子は生まれているのか、否か。わかりませんが、Twitterでこんな記事を読んだのでなんとなく思ったことをまとめておこうと思います。
消えた標準世帯
https://twitter.com/go_utacoooo/status/1017274234177925120
昭和49年、日本には様々な政策、制度を考える上で基準となっている標準世帯なるものがありました。
夫婦と子供二人、夫は外で働き金を稼ぎ、妻は専業主婦で家庭を運営する。そんな家族4人のスタイルが約16%の多数派だった時代です。
それから43年の年月が流れた平成29年。
標準世帯と呼ばれていた世帯はたったの4.6%になってしまいました。
1位の無業の一人世帯というのは、おそらく定年退職済みで伴侶と死別した老人たちを指すのでしょう。2位の有業の一人世帯は、おそらく労働者世代の若者。未婚の人たち。そして3位は2人世帯で有業者数0人ということなので、定年退職した夫と年金暮らしをする妻の夫婦なのではないでしょうか。
その3つの世帯で46.27%を占めるのです。
消えた子供たち
先ほどの統計を見ていて、気配のかけらもしなかったのが「子供」です。一体子供はどこへいった??
昭和49年の14歳以下の人口と平成30年の14歳以下の人口を調べてみたところ、昭和49年には2,500万人いた子供達が平成30年には1,500万人まで減少していることが分かりました。
1,000万人です。40%減ですね。
なお、65歳以上の人口は昭和49年頃は約884万人でしたが、平成30年には約3,522万人に増えました。2,638万人も増えたんですね。400%増です。
つまり、こういうことです。
勝てないな〜。これは、勝てない。戦争で軍の兵隊の数にこれだけの差があったら、撤退するかめちゃくちゃ強力な武器を導入して一網打尽にするかしないと勝てませんね。
そして消える日本人
この調子でいくと、老人は寿命を迎えていなくなり、子供達は産まれることができずにいなくなり、そうして日本人が減っていきます。
2100年は流石に私も生きてはいないでしょうが、人口は今の半分以下になる予想だとか。
そう考えると、子供を産むってもっと信じられないレベルで褒められてもいいような気がしてきました。
https://twitter.com/go_utacoooo/status/1017275308280430592
https://twitter.com/go_utacoooo/status/1017275867074949120
https://twitter.com/go_utacoooo/status/1017286119518453760
https://twitter.com/go_utacoooo/status/1017286508561043456
まとめ
子供や赤ちゃんを見てイライラするのは、自分には閉ざされた(と、思い込んでいる)未来をあの小さな生き物たちだけが所有しているように思えて悔しいからではないでしょうか。
大丈夫です、いくつになったって未来はあなたの手の中にあるのです。むしろ、小さな生き物たちはこれからたくさんの挫折を味わうことになるでしょう。
自分のできないことを把握して、できることに力を入れていくことができるのが大人の特権ではありませんか!
赤子や子供を恐れることなく、嫉妬せず、自分の人生を歩むことに注力すれば、些細なことでイライラしたりせず、みんなの未来も明るいものにできるのではないかと、私はそう信じています。