こんにちは、年末ですね、うたこです。
12月ってなんでこんなに忙しいんでしょう。師でも走るレベル。私は自転車を高速で漕いで汗だくの息切れの筋肉痛ってレベルです。
さて、平成28年度の税金の計算に反映される所得は平成27年12月31日までのものになっています。ところどころで話題になる「ふるさと納税」で来年の税金の控除を受け、御礼の品で日本の良さを再認識しようじゃないですか!
ふるさと納税ってなーに?
私たちは普段、働いて会社からお給料をもらっています。
お給料をもらっていると、国から「お金持ってんだし諸々金払って! 皆の為だから!」と税金が取られます。でも、普段は取られっぱなしです。特に、「いやー、税金払っててよかったなぁー!」と思うことはありません。
↓この図の所得税、関係ない気がしてきた。
ていうかむしろ、何に使われたんだろう・・・? くらいの。
東京は人口も多いから住民税は当然いっぱい集まるけど、毎年1月1日時点で住んでいる場所に支払うことが決まっているので、住んでいる人が少ないと税収が減っちゃって大変だったりもする。
それを、ふるさと納税では「自分の納税したい地域」を選んで「寄付」することができる!! 「寄付」すると、その人の収入と、社会保険料などの支払いとを考慮して翌年の住民税からある程度の金額が「控除」されるのです。
「寄付」により支払い分が増え、所得が減ったということで税金が控除されるという考え方です。年末調整の時に生命保険の支払があるから税金の負担額が減ったりするのと同じ。思ったより支出が多かったのね、これじゃ税金払うの大変だよね、ちょっと減らしとくね、っていう優しさですね。
ふるさと納税っていう名前だからちょっとややこしくなっているけれど、
- 好きな地域に寄付する
- 寄付した分が、所得に応じて控除される
- 翌年支払う住民税が減る
ということから、翌年支払うべきだった税金額を前払いで好きなところに納税する! みたいな感じになっています。
しかも! この納税、普通の納税なら特に「いやー、税金払っててよかったなぁー!」と思えないところですが、地域によって様々な「寄付してくれてありがとう!」という意味の御礼品がもらえるんです!
ふるさと納税がすごいって言われてるのはこの部分ですよね。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税を取り扱っているサイトも色んな物が出てきました。私が使ったのはこちら。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 全国のふるさと納税を地域・特典・使い道から選べる
このサイトで、控除が受けられる寄付金額の限度額や、色んな御礼品から寄付する地域を選ぶことができます。
まずは寄付金額の限度額を調べよう
税金の控除金額は、その人の所得や社会保険料に応じて変わります。控除金額が1万円なのに6万円分も寄付してしまったら、5万円は返ってきません・・・いや、寄付したいならそれでいいんですけど、それじゃうまみがないじゃない!w
ということで、まずは上限額を計算しましょう。去年の源泉徴収票を参考に入力してみてくださいな。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 私はだいたい、いくらできる? ~税金控除になる金額の目安~
こちら、もちろん1年前の所得を参考にしたものなので今年と全く同一になるとは限りません。損失損害が出ても自己責任になるので、頭をくるくる回転させてね!
納税したい地域を探そう!
さて、それではサイトから納税したい地域を探しましょう! ほしいものから探すもよし、地元にするもよし、全く知らない地名を探してみるもよし、取り組んでいる内容で探すもよし・・・色々できます。
私は折角なので地方のジビエとか、普段は高くて買えないうなぎとかで検索して選びましたよ♪
各ページから寄付しよう!
ふるさとチョイスではクレジットカード決済もできます。画面の指示にしたがって寄付を行いましょう。
御礼の品や、寄付金の使いみちを選べます。私は全部子どもの教育系に使ってねーっていうのを選びました。そういう風に自分の考えを反映させられるっていうのも嬉しいですね。
*年末年始の要注意事項!!!
地域によっては平成27年としての扱いを締め切っているところもあるかも! なにせ、今は年末ギリギリなので、ちゃんと27年の分になるのかチェックしてから寄付しましょう。
税金の控除を受ける方法
寄付が完了したからといって、ここで気を抜いてはいけません!!! 控除を受けるためには、申請書の郵送が必要になります。
2015年4月からワンストップ特例制度が開始され、確定申告をしなくても税金の控除が受けられるようになりました。ようやくずぼらな私にもふるさと納税が可能になったってことですね。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 申請用紙は郵送しましたか?~ワンストップ特例の注意点~
これに関しては、サイトの注意事項をよく読んでください。
条件を満たしていないとワンストップ特例制度が適用されません!! また、この制度に当てはまらない場合も確定申告すれば税金の控除が受けられますのでそれもサイトから確認してね。
年始は1月10日までに必着になっている地域が多いので、今から駆け込みでふるさと納税する人は要注意!
あとは税金の活用と御礼の品を待つだけ!
やってみるまではめちゃくちゃめんどくさそうと思っていたのですが、意味が分かれば本当にいい制度ですね! 私は今回、聞いたこともない地域に寄付することになりました。多分、旅行とかでも行かないような場所だと思う。そういう場所の存在、名産物、取り組みを知れるとても良い機会ですね。日本ってまだこんなとこあったんだ! って、ほんとにそう思いました。
御礼の品も結構どっさりボリューミーだったし、届くのが楽しみです。