”そこまでやるか”を、どこまでやるか。
フルリノベーションの為、設備を見にショールームに行きました。LIXILの理念は、こだわり始めるとどこまでも突き進む私に少し似ているような気がします。
LIXILは2011年4月1日にトステム・INAX・新日軽・サンウエーブ・TOEX(旧 東洋エクステリア)という住まいのトップブランドがひとつになって生まれた企業です。
グループ傘下の住宅・不動産セグメントや流通・小売を担う各社とともに、LIXILの新たな経営理念のもと、住まいと暮らしの“総合住生活企業”として、持続可能な成長を目指しています。
LIXILショールーム東京
LIXIL製品の特徴は、徹底した使いやすさの追求と共に、住むのが楽しくなるような高いデザイン性にあります。
合理的でデザイン性が高いなんて、最高じゃないか! と思いながらショールームにやってきました。
時間になると、広い待ち合わせスペースに案内され、担当の人がついてくれます。
どういう設備を、どういうオプションで用意するのかを細かく選んで行きます。
1つランクアップすると1万円、5万円などなどお金がどんどんかかっていきます。でも、やっぱりお金はかけられる方が良いものが手に入る…それが世の常…
キッチン
今、テレビCMもよく流れているリシェルSIは丈夫なセラミックトップが特徴のキッチンです。
見た目も重厚感があってめちゃくちゃかっこいいです。ただ、高いです。
こちらもオススメされていた、アレスタというシリーズです。LIXILはどのシリーズも、実際に使うときの動線や収納のしやすさを考慮して作られています。
こちらは結構リーズナブルなキッチンです。ただ…なんかこう…普通のキッチンって感じで気分が乗らないですよね…。
夫は「使えればそれで良い」というタイプなのですが、私は「これって最高!」を追い求めるタイプなので意見がめちゃくちゃ分かれます。
でも、毎日目にするものだし…使うものだし…結局、割と良い金額するキッチンを選ぶことになりました。
バスルーム
バスルームは、マンションでのリノベーションの場合かなり制約があります。お風呂場として使えるスペースが限られていることがあるからです。
古いマンションだと、防水加工できるようにコンクリートでがっつりお風呂の枠が囲まれている為、壊して広げることができないのです。
…いえ、これも、お金があればできます。でも、お金がないので広いお風呂は諦めました。
一軒家ならこうした広々としたお風呂にもできるのだと思いますが、残念です。
夫と、いつか広い窓から日本庭園の見えるお風呂が持てるように頑張ろうと、励まし合いました。
ちなみに、お風呂を選ぶときにはこのようにミニチュアのお風呂を組み合わせて好みのものに仕上げていくことができます。
組み合わせ次第で自分好みに近づけられるかも!
私の家は「100年後の未来」がテーマなので、石で作ったようなひんやりとしたお風呂場に仕上げました。
夫は「木材の温かみのある家がいい」と言っていたのですが、私は「金属的で冷たい家がいい」と真っ向からぶつかり合い、そして夫が折れてくれた形です。
いつも本当にすみません。
トイレ
トイレ!!!! 家の中で1番汚くなってしまう場所ではないでしょうか?? 掃除をする事を考えても、まじで妥協は許されないと思いました。
これも、テレビCMで山Pが宣伝している100年後も綺麗なトイレです。泡クッションで男性が利用したときにも飛び跳ねを防止してくれるとか。最高ですか?
その他にも、キャビネット付きのトイレや、
タンク付きだけれどスタイリッシュな見た目のトイレもありました。
私は完全にサティス推しです。見た目も機能も申し分ない。でも、高い。
夫は言います。「どうしてそこまで見た目にこだわるのか」と。私は答えます。「見た目が全てだからだ。」と。
完全な押し問答が容易に想像できる事でしょう。ただ、これを繰り返すうちに、私が何か気に入らない顔をしていると「デザインが気に入らないんでしょ?別のにしようよ。」と言ってくれるようになり、受け入れ広いというか、諦めても付き合ってくれて優しいなぁ、と思いました。
私は本当に、本当に、自分が納得できる最高の家が作りたい。その為に調べ物もめちゃくちゃしたし、仕事が忙しくてしんどい時も図面や見積書をチェックして、打ち合わせにはバッチバチの状態で臨みました。
いよいよ工事が始まり、ちゃんと思った通りのものに仕上がるのかどうかドキドキハラハラな毎日を過ごしています。
願いはただ一つ、夫と楽しくて最高な家に住む事!