京都に本店を構える『ホルモン千葉』が東京にも進出しているぞ! ということを京都出身の友人に聞き、皆で行ってきました。友達の数が少ないことで有名な私の、数少ない付き合いの長い友人たちです。
ホルモン千葉@渋谷
お店はカウンター席のみです。というのも、このお店は「焼肉を焼きながら食べる」ということに対して疑問を持った料理人が、「焼くことに気を取られて美味しくお肉が食べられなくなってしまうし、美味しいタイミングも分からないよね…?」と、お客さんには味だけに集中してもらい、料理人が全ての肉の焼き加減を調節するという新しいスタイルを生み出したお店だからです。
最高の焼き加減、食べごろを逃さないように…ということでカウンター席のみになっています。
と、こういったこだわりのあるお店なのです。
こちらのお店では、基本的には「千葉のコース」というのを食べます。
追加で単品メニューもあります。刺しにもこだわりがあるようです。
コンロは2名に1台くらいの間隔で置かれており、4人だと2台をシェアして焼いてもらうことになります。同時に焼くことがかなり難しいので、4人で食べに来ても若干のタイムラグが生まれます。
まずはお通しの枝豆から! そして…
びびびびびーるっ!!!!!!!!
ホルモンとビール、雑多に流し込め、日頃のうさを!!!!! 私は新妻会ではいつも社会派な話題を楽しんでいますが、この同期会ではとにかく適当なことを話しています。
この特徴のある鉄板、受け口にはタレが用意されています。が、肉をこのタレにつけて食べることは許されません。
このタレは、締めの麺類を絡めるためのタレなのです。なぜこんなにそうそうからスタンバイしているのかといいますと…。
肉を焼いた時に流れ出る肉汁を、タレで受け止める為なのです。
それによって、締めがもっと美味くなるそうな! さらにこのタレ、京都市中京区で200年以上続く老舗味噌店へ特注した合わせ味噌をベースに独自に配合した"千葉ダレ"と呼ばれるもので、期待が高まります。
まずはコク塩から焼き始めです。赤(中落ち)、マルチョウ(小腸)、アブタン(舌)、ツナギ(首)、タンコリ(喉)のラインナップです。
じゅうじゅうと焼かれていきます。焼き加減は料理人が最高のタイミングまで持っていってくれるので、私たちはひたすらに飲んで話しているだけです。
焼きあがりました~~~~~!!! 美味しそう~~~~~!!!!!
塩ダレにはごまが絡んで香ばしく、味もなんだか濃厚です。ビールが進む、進む。
そして続きまして、黒ダレです。味が徐々に濃くなっていきます。アブシン(心臓)、ホホニク(コメカミ)、ホソ(小腸)、アカセン(第四胃)のラインナップです。
肉を焼いているそのすぐ下には大量のもやしがスタンバイしており、タレに落ちる前の肉汁で美味しく味付けされていきます。
肉の全てを味わい尽くす、計算されたスタイル…!
あっという間に締めです。私達のチームは焼きうどんを選択しました。もっちもちのうどんはコク塩、黒ダレの肉から滴り落ちた旨みたっぷりの肉汁と千葉ダレと絡んで、ガツンと美味いです。
もう2人は焼きそばを選びました。こちらも、細い麺であるにも関わらずもちもち! タレがめちゃくちゃ絡んでいます。タレの絡み方でいうと、焼きそばの方が強いかもしれません。
結構お腹いっぱいになりました。焼肉だけど焼かなくていいのがとても楽で、ひたすらに飲んで話して食べて、値段も割りとリーズナブルだしいいお店だなと思いました。
店舗情報
アクセス | 渋谷駅より徒歩約10分 |
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営業時間 | 17:00~23:00(L.O) |
定休日 | 日曜(月曜が祝日の場合は日曜営業で翌月曜休) |
<美味しい焼肉が食べたい>