聖ペーター修道院、教会、墓地の隣りにあるザンクト・ペーターにやってきました。
何かといいますと…
レストランなのです!!! 洞窟を上手く利用している、最古のレストランなんだとか。
ドイツ語名称は『St.Peter Stiftskulinarium』です。読めません。
ザンクト・ペーター
15時頃という、ランチでもディナーでもない時間帯に訪れたため、予約をしていなくてもすぐに案内してもらえました。
時間帯によっては予約必須のお店だそうですが、英語でレストランの予約ってハードル高いですよね……身振り手振りが通用しないんですもん……。
朝から歩き回ってヘトヘトになっていたので、ちょっといいところでお食事をしようと考えた次第です。
旅行中、白いナフキンがかけられているタイプのレストランに行ったのはここが最初で最後でした。旅行ってどうしてもちょこちょこ食べが多くなります。
ヨーロッパなのでお酒が水です。私は来るべき肉料理に備えて赤ワインにしました。夫はなにやらお洒落なカクテルを飲んでいます。
まずパンが登場します。
パンにつけて食べるソースやオリーブオイルです。これがまた、テーブルの3分の1を締めるくらいの贅沢なお皿でやってきます。
こちらのスープは、レッドペッパーのスープです。
ピーマン的な苦味と辛味がサッと現れて消える、あっさりして美味しいスープです。
こちらはオーストリアの格調高い料理、ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)です。スパイス、レモンの皮などで味つけし、ゆでた牛肉のことをいいます。
最初は大きな鍋で一度持ってきてくれて、そのあと2名分によそって提供してくれました。つけ合わせは、ホースラディッシュとほうれん草のペーストでした。
お肉は柔らかく、添えられているものとの組み合わせで色々な表情を楽しむことができます。
こちらはオーストリアの郷土料理、ウィンナーシュニッツェル(Wiener Schnitzel)です。パン粉を付けて焼いた子牛のカツレツですが、ラズベリーのジャムが添えられていて、食べ合わせに驚きました。
2人でシェアして食べて、7,000円くらいだったと思います。レストランのランチなのでこんなもんだよねという感じでした。
それにしても、英語が本当に話せない。単語を羅列するので精一杯だ!!!
「And this …… and this. That's all!!」