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昔ながらの洋食店『金プラ』でハイカラな洋食を

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港町神戸、異国情緒だの外国文化だのハイカラな雰囲気と庶民たちが暮らす下町感があふれる場所。神戸元町……のあたりからほんの少し離れた新開地にある『金プラ』という洋食屋さんに行ってきました。

新開地、なんて言われても絶対に分かってもらえない気がするので、神戸元町、のあたりと言っておきます。

 

金プラ@神戸元町

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こちらのお店、創業60年以上の洋食屋さんです。三宮や山陽須磨のあたりにも支店が出ているようです。

店の外には昔ながらの食品サンプルによるメニューが飾られています。この食品サンプル、まぁまぁ埃っぽいので一見さんは入るのをためらうことでしょう。一応こちらのお店、雑誌なんかにも紹介されることのある老舗の洋食屋さんなんです。

 

店内の様子

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1階はカウンター席のみで、2階にはテーブル席があります。

 

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薄汚れた壁にはやる気のない感じで紙に書かれたメニューが貼られています。神戸港の絵が飾られていますが、この昭和から時が止まってしまった感……!!

 

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カウンターの目の前が厨房でした。厨房もかなり年季が入っています。寸胴鍋なんかは、ちょっと心配になるレベルで黒焦げというか、何かがこびりついていました。

こういうお店なので店内は全面喫煙可能……休憩中の店員さんがスパスパ煙草を吸っていたので、私的には超減点ですね。くそう……飲食店は全面禁煙になる法律はよ……!

 

メニュー

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こちらのお店、ハヤシライスではなく「ハイシライス」といいます。特に理由があるわけではなさそうですが、関西では「ハイシライス」というところが多いみたいなので、単純になまっているんだと思います。

 

実食!

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私はハイシライスとカレーライスの2色がけ、「ハイカラ 950円」を注文しました。

神戸の「ハイカラ」とかけた名前のようですね。

 

ハイシライスのルーはかなり赤色。トマトが入っているのでしょう。具材がごろっごろに入っています。

 

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カレーの方は昔ながらのカレーライスらしく、どろっとしたルーです。黄色っぽい色をしています。甘みもあるのですが、意外や意外、スパイスがしっかり効いています!

 

ハイシライスは酸味のあるルーで、ごろっと入った玉ねぎや牛肉の具材が美味しく、カレーを食べればピリッとしたスパイス。このお店、見た目はちょっとやばいかと思ったけれど味はちゃんと美味しい。

 

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こちらはカツハイライです。カツがサンプルよりも大量にのっており、ものすごくお腹いっぱいに!! 

 

見た感じと煙草だけはいただけませんが、ちゃんと美味しいお店でした。ランチタイムは近所で働いている人がわらわらとランチにやってきます。昔ながらの洋食屋さんでした。ただ……昔ながらの職人気質なのか、食事中にやってきた厨房機器の営業さんに対しての態度が相当横柄なもので……半ば怒鳴っている様子が、ちょっとあれでした。

 

店舗情報

アクセス 神戸高速鉄道新開地駅西改札口より徒歩1分
営業時間 [月~金]11:30~20:20
[土・日・祝]11:30~20:00
定休日 第2・4・5日曜日