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ザルツブルクの駅を鉄道模型で再現! 新婚旅行の思い出を形に

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新婚旅行、楽しい思い出を写真に撮る、ビデオに残す。後から見返して、あ〜楽しかったね〜! というのが、ごくごく一般的な思い出の振り返り方だと思います。

 

でも、うちの夫は違います。

 

思い出の場所、鉄道模型にするんです。

 

仕事から帰って来てご飯を食べて、後片付けの頃からそわそわし始めたと思ったら、その後はこちょこちょと何か作業をしている…総制作期間は1ヶ月!! 新婚旅行で訪れたザルツブルクの駅が鉄道模型になっちゃいました! 

 

ちっちゃな私と夫もいます。制作過程や、模型を制作するにあたってのポイント、苦労した所などを夫がレポートしておりますので、鉄道模型に興味がある方も、思い出をいつもと違う形で残したい方もぜひご覧ください。

 

思い出のザルツブルク駅を鉄道模型に 

こんばんは。うたこの夫です。

仰々しい前置きがありましたが、要するにNゲージのジオラマの完成報告です。

先日(と言ってもだいぶ昔になりましたが)記事にしたT-trakモジュールが一応の完成を見せましたので、ここにお知らせいたします。

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近代的な欧風駅。イメージはザルツブルグ駅(Salzburg Hbf.)です。

改装後の現在の姿をイメージしています。

本当はもっと凝りたいところですが、腕がないのでイメージってことで。

 

制作ポイント

(興味がある人は①から、興味がない人は④から読んでください。) 

 

①配線

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KATO複線プレートを2本引いています。手前の複線が通電する走行用です。どちらもホームがあります。

奥の複線は通電しない展示用です。一番奥にはホームがありません。

一応、奥の複線もジョイナーを付ければ通電するようにはしてあります。しかし中央のホーム幅がKATOの複線間隔規格に対応していません。

 

②建物 

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・ホーム土台

手前のホームはKATOの氷河特急用ホームを無改造で使用しています。中央のホームは幅が広いので、プラ棒とプラ板で自作しました。 

ホームの高さはKATOの氷河特急用ホームを参考にしています。

・ホーム屋根

ザルツブルグをはじめ、最近改装したÖBBの駅はどこも天井が高く、大きな屋根が駅全体を覆っています。

 

まず、屋根はグーグル先生の地図で見るとこんな形。

 

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白い平らな屋根。両端がとがっている。

 

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今回は重さを抑えるために、スチレンボード(両面紙貼り)を使用しました。スチレンボードは画材屋さんで購入できます。

シャープな刃を使えばきれいにカッティングできます。

運搬や車両を載せることを考えて、取り外しができるようになっています。

 

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・屋根支柱

巨大なを支えるのは、巨大なY字型の柱。5mmのプラ角棒を2本束ねて表現しています。

……う、ちょっとズレてる。これも取り外しができるようになった引き換えです。 

一応、角を紙やすりで落としています。本物と比べると伸びやかさや軽やかさが全くありませんが、まあイメージってことで。

 

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・ドーム

こいつが一番面倒だった! ヨーロッパの主要駅はどこもだいたい巨大なドームになっています。

ザルツブルグ駅もドームがあります。それも2種類。一つめは、昔からあるドーム。ホーム中央付近にぽつんと残っています。

 

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二つ目は、駅改装時にホームの屋根同士をつなげるように作られたドーム。

 

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今回は一つ目の古いドーム(っぽいもの)を作ってみました。屋根は透明な大きなもの。

これを再現できる素材は……と、クリアファイル、ペットボトル、あれこれ考えてみましたが、最終的には定番のアイテムを使用することにしました。

 

そうです。透明アクリル板です。

 

これに1cm間隔で筋彫りをしていきます。透明アクリル板はすぐに割れてしまうので、何回か練習しました。

土台となる5mmプラ角棒に深さ3mmの切れ込みを入れます。

 

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これに先ほどのアクリル板を差し込めば、ドームが良い感じに丸くなります。

ドームが完成したら、あとはちょこちょこ飾り付けをします。大小の骨組みをいろんな素材で再現したかったんですが、とりあえず今は筋彫りとプラ角棒でごまかします。

 

ドームも車両の出し入れをしやすくするために、取り外しができるようにしておきます。

 

・ドーム支柱

TOMIXの架線柱を利用します。切った貼ったして直方体の枠を作りました。この上に、先ほどのドームを載せます。

 

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・架線柱

恐ろしいほどに直線的なT字型。5mmプラ角棒で表現します。

 

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・小物

基本的には、PowerPointでデータを作って、印刷したものを貼り付けています。ちなみに、印刷の時はレーザープリンタを使っています。

ゴミ箱では、実物と同じように4種類の分別を表現。

 

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自動販売機。商品が見えるやつです。

 

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発車案内と時計。ホームごとに列車を変えています。RJとREXとEN。

 

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時刻表と停止位置案内。これは小さすぎるので、どれも同じデータを流用。

 

③裏技

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ホームにスピーカーを仕込んでいます。実際の音声を流すとちょっとテンションが上がります。

(撮影したのに、ここにはアップできないようなので断念。。。)

 

 

ÖBBのホーム放送は、「OeBB bahnhofsansagen」で検索すると見つかりますSalzburg Hbf の放送はあまりきれいに録音できているものがありません。

ちなみに、Graz Hbf でしたら、たくさんあります。オーストリアの主力機関車、Rh 1116 ”Taurus” の起動音なんか流しても面白いです。

 

④遊び方

ヨーロッパ型の模型を並べて

  音声を流す

  さいこう 

 

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ヨーロッパ仕様で作っているので、日本車はあまりマッチしません。特に首都圏の通勤電車とかはイカンです。むしろ旧客のほうが望ましいレベル。

 

一方、ヨーロッパ車なら、オーストリアに来ない列車でもだいたい似合います。

オーストリア、ドイツ、スイス、ハンガリー、スロベニア。各国の車両を並べています。違和感ないでしょ?

 

⑤今後の展望

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後半はいろいろ完成を急いだので作りが荒いところがあります。この辺りを直していくとともに、ストラクチャの増設も目指します。

 

具体的には、信号機、エスカレーター、待合室、ドームのシンボルの4つです。ホームにLEDによる照明も入れられたらいいな、と思っています。

 

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新婚旅行でSalzburg Hbf に降り立った私たち。

 

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この写真をとったあたり。

 

また行きたいな。