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辛いが後からやってくる! 『ニューキャッスル』の老舗の味わいカレー

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先日、ちょっと冷たいカレー屋さんに行ったため、カレー欲が不完全燃焼だった私は銀座にあるカレー屋さん『ニューキャッスル』に行きました。

 

ニューキャッスル@銀座

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1946年の創業以来、初代・二代目夫婦が守ってきたニューキャッスル。

創業当初は有楽町駅近くの銀座柳通りにありましたが、東日本大震災の影響で建物が地盤沈下を起こし、惜しまれつつも閉店となりました。

 

ところが! なんと当時常連客としてお店に通っていた現・三代目のけんいちさんが秘伝のレシピを引き継ぎ、2013年6月15日に新店舗をオープンしたのです。こんなことってあります??

 

メニュー

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こちらのカレーの名前は、カレーライスではなく「辛来飯(カライライス)」と言います。後から辛さがやってくるからカライライスというそうです。


野菜から出た甘味とスパイスの辛味が生む独特の味わいが特徴で、じっくり炒めた玉ねぎと小麦粉、たっぷりの果実と野菜、長時間かけて煮込んだ豚骨スープ、最後にスパイスを加え、ひと晩寝かせて完成します。昭和21年より続くレシピを代々守り、丹精込めて作っております。

 

辛来飯(カライライス)はすべて同じ味なのですが、ご飯とルーの量でサイズが変わります。京浜東北線の駅名にちなみ、少ない順から品川→大井→大森→蒲田→つん蒲(つんのめった蒲田=蒲田よりも少し先)→川崎と進んでいきます。

 

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材料はすべて国産野菜のみで、美容と健康にも最適! 北海道・淡路島からやってくる玉ねぎ、高知・熊本産の生姜、山形の青大豆、北海道のじゃがいも、北海道の人参、青森のにんにく、りんご、バナナ、クコの実、豚骨スープ、北海道の小麦粉、ラード、調味料、スパイス各種、奥久慈卵……。

野菜の旨味を最大限に引き出すため、玉ねぎ以外はすべてミキサーにかけ、体内に吸収しやすくしているそうです。

 

実食!

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素朴かつシンプルながら、スパイスが奥深く複雑!!! 意外と辛いです。後から辛さがやってくる、その名の通りといったところ。半熟の目玉焼きをくずすとちょっとマイルドになって美味しい。

これは……近所に欲しいカレー屋さん……! 銀座にあるということを考えるとお値段もかなりリーズナブル。ぜひ一度食べてみてください。

 

店舗情報

アクセス 東京メトロ銀座駅より徒歩5分
営業時間 【火〜日】11:30〜16:00
定休日 月曜・祝日