こんにちは。うたこの夫です。
子供たちは順調に大きくなり、いろんな外遊びが楽しめるようになりました。
しかし世の中は新型コロナで自粛ムード。
県境を跨いだ遠出はしたくありません。
都内の移動でも、電車やバスはちょっと。
というときに、やっぱり自家用車いるんじゃないかって思いが頭をよぎります。
毎回毎回、実家の車を借りるのも迷惑になっているかもしれません。
「都心で自家用車不要」派だった妻うたこも、最近は自家用車所有の可能性について言及しています。
自家用車が欲しい私にとっては追い風ですが、安易に踊ってしまうことが無いように、
今回は「子育て中」で「コロナ禍」の今、「本当に車がいいのか?」を真剣に考えていきます。
車が無いことの不便性
車が無ければ、移動手段は徒歩か、公共交通機関になります。
幸い、私たちの住む場所は鉄道交通にも恵まれているし、タクシーもバスも頻繁に通ります。
だから交通機関までのアクセスは問題ありません。
また、運賃も自動車の維持費と比べれば大したことありません。
問題は別のところにあります。
①時間の問題
公共交通機関の多くは深夜帯の運行がありません。
時間の関係なく動けるものはタクシーですが、料金がとんでもないことになります。
日中の移動ならともかく、夜間の移動となると、ほとんど不可能となります。
②荷物の問題
どういうわけか、子供を連れての外出には大きな荷物を伴います。
おやつ、飲み物、ウェットティシュ、タオル、着替え、必要であればおむつや離乳食。
大きなトートバッグ1個分は優に超える量になります。
それにベビーカーやだっこひも。
公園に行こうなら、ボールや自転車なども追加です。
子供が二人ならさらに増えます。
この荷物を担いで移動するのです。
ベビーカーの場合は、階段が使えない場合も多いです。
③おねんね・大泣き問題
子供が小さいうちは、やっぱりたくさん泣くし、たくさん寝ます。
抱っこをしているときに子供が寝てしまうと、一気に重く感じます。
持ち替えるなどして起こしてしまったら大変、という緊張感もあります。
泣かれてしまうともっと大変です。
大きな声は出るし、子供の要求が解決するまでは止まりません。
お腹がすいたとか喉が渇いたというのであればすぐに要求を満たしてあげられますが、
おっぱいのみたい!
とか
おむつかえて!
とかだったら、公共交通機関の中では解決してやることはできません。
④コロナだし……
公共交通機関では、運営に当たられている皆様のおかげで、十分に換気、消毒がなされています。
その点では心配はしていないのですが、人が多くなってくると気になってしまいます。
基本的に、乳幼児はマスクをつけられません。
特に乳児は自分の唾液でマスクを濡らしてしまい、窒息の危険性もあると言われています。
ノーガードの子を、人が密集している空間に長時間滞在させるのは、やっぱり気になります。
★この項については「気になる」というだけで、実際に困った経験があるわけではありません。
車に求められる性能
以上から、子育て期間に求められる自動車の性能は、次の通りになります。
①荷物がそこそこ載る(ベビーカーと旅行の荷物が一緒に載せられる程度)
②車内が狭くない(車内の座席移動ができる程度)
(子供用でも自転車って結構大きい)
それに、今後は妻うたこ(ゴールデンペーパーAT限定)も運転する必要があるかもしれません。
それを考えると、以下の条件も満たせると嬉しいところです。
★AT車
①運転しやすい
②傷つけても財布と心が痛くならない
そうすると、やっぱり以前考えた車選定基準は、ほとんど正しかったのではないかと思います。
(この記事ね)
車を持つことのデメリット
①お金がかかりすぎる。
大昔の記事にもしましたが、車を持つことは負債を抱えることと同じです。
お金がかかりすぎることは、最大のデメリットです。
駐車場、自動車税、車検、保険、点検、燃料費、有料道路通行料、タイヤ代……
S2000の時は平均すると月に5万円は車に使っていたことになります。
さすがに子育て用の車でS2000並みに維持費が高くつくことはないと思いますが、
駐車場代がかかる限り、劇的に安くなることもあり得ません。
②交通事故の危険性
ドラレコもブレーキサポートも、もちろん導入したい装備です。
でも、これだけでは事故の根本的な予防にはなりません。
どんなに注意していても、何らかの原因で事故に遭うことがあるかもしれません。
車を運転している以上、事故とは常に隣り合わせ。
運転している間は、何が起こるかわからない不安と緊張を、心のどこかに入れておかなければなりません。
(それが時として疲れにつながることもあるから厄介です。)
じゃあどうするか
まず絶対に解決しなければならない問題が、お金です。
月5万円の支出自体はそんなに痛手ではありませんが、5万円に見合ったメリットを享受できるようにしなければいけません。
例えば、習い事は多少離れていても駐車場のある所にするとか、休日のお出かけで車をフル活用するとか。
でもそれは燃料代や通行料金も増えてしまい、逆にマイナスになる可能性もあります。
そもそも徒歩圏内にだいたい必要な施設が揃っているんだから、入念に予定を組んでお出かけすれば、子供が泣いたり寝たりして困ることもないわけで。
また、導入するにしても使い勝手と維持費だけに着目して選んだ車を好きになって乗り回せるかという問題もあります。
アコードSiR-TやS2000タイプSは、大好きだから生活費や小遣いを削ってでも乗っていられました。
コスト意識で選んだ道具に、そこまでお金をかけたくなるかどうか?
道具と割り切って維持する場合には、あのエニカでの貸し出しを再開することも視野に入れて検討します。
結論
冷静に考えて、今はいらない。
理由① コストに見合うメリットが数字上では表れない
理由② ほしい車がない(探せばあるだろうけど)
本音
車は欲しいです。必要性というより趣味の側面が強いですが。
車はいらないなんて結論を導き出した自分に、
キンタマ抜かれてんじゃねーのか
って言ってやりたいくらい意外です。
なんかこうさ、
クラウンエステート アスリートV
ステージア 250tRS Four
レグナム VRー4
アコードツアラー タイプS
みたいな、子育てカーに必要な性能をもった、オッサンじみたそこそこ速い 車、最近ないんですよね。
最近のそういう車って、やんちゃな見た目すぎちゃってさ。
ボルボとかいい感じだけど、高いしさ……