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この世界の秘密を見つけ出すために、どんなことでもやってみて、いろんなことを考えます。

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病院行ってハゲの薬もらってきた話

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こんにちは。うたこの夫です。

皆さん、髪の毛ありますか?

私はなんだか少なくなってきているようです。

 

病院行ってハゲの薬もらってきた

 

気づきの初夏

夏の初め、いつもの床屋で散髪をしてもらっていたとき。

床屋「あれ、お兄ちゃん! ここ!」

自分「あー、白髪ですか?」

 

 

 

 

 

床屋「髪無くなってるねえ!」

 

 

 

 

 

 

床屋「ほらここ!

床屋「1円玉くらいかねえ。」

床屋「そのうち生えてくるかしら。」

 

 

 

 

 

 

床屋のおばあちゃん、頼むから私の頭頂部で盛り上がらないでおくれ。

 

 

 

それにしてもショックでした。だって私まだ20代だよ?(あと数か月ですが)

幼少のころから20年以上、ずっと私の髪の毛を切ってくれているおばあちゃんですから、間違えようがありません。

そこに生えていたはずの髪の毛が間違いなく無くなっていたのでしょう。

 

その日から、頭頂部を隠す髪形を整える日々が始まりました。

 

「そのうち生えてくるかしら。」

 

床屋のおばあちゃんの言葉を信じて。

 

 

あせりの残暑

お盆も過ぎてしばらくした頃。

仕事中、なんだか頭のてっぺんあたりがムズムズするなあ。

当然、髪の毛は毎日洗っているし、無理に引っ張ることもしていない。

ムズムズするあたりを触って確かめた時、私は気づいてしまいました。

 

「ここ、ハゲてるところだ!」

 

つむじから後方2cmほど。指の腹くらいの広さ。

 

 

 

完全非武装地帯

 

 

 

生えてこなかったんだね。。。

(むしろ悪化しているような……)

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休憩時間にネットで検索。

 

 

 

 

【ハゲ むずむず】

 

 

 

 

ページで頻出の言葉はAGA

最近よく広告で見るやつです。

AGA。正しい名前はAndrogenetic Alopeciaで「男性型脱毛症」という意味。

超テキトーに言うと、ハゲの病名かしらね。

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病気だということは、病院で対応してもらえるらしい。

幸い、家の近くでお世話になっているクリニックでもAGAの治療をやっているそうだ。

でも症状がよくわからないから、もしかしたら私はAGAじゃないかもしれないぞ。

まあいいや。とりあえず今日は定時に上がれるから、そのクリニックに行こう。

 

クリニック予約

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病院「はい、〇〇クリニックです。」

自分「あ、今日の18時からって空いてますか?」

病院「はい、空いていますよ。どのような症状ですか?」

 

 

 

 

 

自分「ハゲです。」

 

 

 

 

 

 

病院「!?」

 

病院「……薄毛ですか?」

 (びっくりしても「ハゲ」って復唱しないのがエライ。)

自分「そうです。AGAの相談をさせてください。」

病院「わかりました。それではお名前を……(略)」

 

 

クリニックにて

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医者「今日はどうしたんですか?」

自分「AGAの相談をさせてください。最近てっぺんがさみしくて。」

医者「ご親族に、薄毛の方はいらっしゃる?」

自分「父方は全員薄いと言っても過言ではありません。」

医者「そうですか。薄毛には遺伝的な側面もありますからね。」

自分(うわこれ諦めなきゃのやつか。)

 

 ここで私は考えた。このまま遺伝的なもんだからあきらめるべきか。

 ①ハゲそうな運命なのは分かっていた。

 ②だからハゲでもよい。(←大事)

 ③でもこの年でハゲ散らかした頭はいやだ。

 ④ハゲを受け入れるなら、すべて剃ってスキンヘッドにする。

  f:id:pinyveful:20180821203156p:plain←こんな感じになる

 ⑤しかし職業柄スキンヘッドは好ましくない。

 ⑥だから髪の毛を温存していく必要がある。

 ⑦ならばこれから放置するか、どうにか治療の道を探るか。

 ⑧お医者さんは治療についてまだ何も提案していないぞ。

 ⑨このまま聞かずに引き下がれない。

 ⑩先日生まれた娘を思い出す。

  物心つくころに見る父の姿がハゲというのはいやだ。

 

 

  父 イズ ハゲ

 

 

  そんな方程式が生まれるのはあと30年たってからでよい。

 

自分「どうにか治療する方法ってありますか?」

自分「ちなみに、これなんですけど」(ハゲ部をズイっと見せる)

 

 

 

 

 

 

 

 

医者「つむじですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちげぇよ

 

 

 

 

 

 

思わず吹き出しそうになってしまった。

 

自分「もうちょっと下です。」

医者「あー。これは。」(ハゲ部をペタペタ触診)

自分「これは、どんな様子ですか!?」

医者「円形脱毛だね。」(ハゲ部をなでなで触診)

医者「ほら、このくらい」(指先を見せる)

 

お医者さん、頼むから私の頭頂部で初めて笑顔を見せないでおくれ。

 

医者「円形脱毛の場合、ストレスも要因ですから、その対処が大事になります。」

医者「それと並行して、薬を飲むことができますよ。」

医者「一日一錠、3か月くらい飲み続けて効果を見る方法でね。」

医者「もっとも、若い人は40代以上よりも効果が出るのが早いって言われるけど。」

医者「要するに、男性ホルモンを抑える薬です。」

 

医者「一応、言っておくと……」

医者「この薬を飲むことによって困ることもあって」

 

自分「困ることですか?」

 

医者「ええ。」

 

 

医者EDになる人がいます。」

 

 

自分(えぇ……。)

 

 

医者「ま、そうじゃない人のほうが多いよ。」

自分(そうなる人もそれなりに多いんだ……。)

医者「このクリニックでは、そうなった人はほとんどいません。」

自分(わずかにはいたんだ……)

医者「それでもやります?」

自分「やります。(どうせ使い道無いし)

医者「じゃあ、薬が合うかどうか試すために、まずは1か月分出しときましょう。」

 

 

おくすり!

ということで、手に入れたのは

ザガーロカプセル 0.5mg

というお薬。1か月分ということで30錠もらってきました。

このお薬には定価がないそうなので、金額は伏せます。

強いて例えを出すなら……

 ・Nゲージのヨーロッパ型客車1~2両分くらい

 ・ハイオク満タンよりちょっと高い

さ、これから毎日飲むぞー!(薬を)

 

 

 

 

つづく(かもしれない)