こんにちは。うたこの夫です。
昔の写真データを探していたら、別のディスクからさらに古い写真が出てきました。
今回見つけたのは、2001年夏から冬。
つまり、初めてデジカメを買ってもらったときの写真です。
いつも以上にヘタクソすぎですが、どうか一笑に付してくださいな。
当時のカメラ
富士フィルム FinePix 2500Z
平成12年11月発売。コンデジです。
ズームを謳いますが、当時のコンデジですから性能はお察し。
スマートメディア、乾電池使用、ファインダー付き。何もかもが時代を感じます。
ちなみにこのころ私は中学生で、写真撮影は今もヘタですが、輪をかけてヘタです。
写真撮影にはあんまり興味がなかったと言えば言い訳ですが、
「見たことが記録できりゃいいんだろ?」
という気持ちで撮っていいるので、ヒドい写真ばかりです。
もはや20年前ですから、どんな順番で何があったかは所々覚えていません。イベントごとに並べていこうと思います。
夏に出かけたこと
高尾駅で車両の展示がありました。
中央にいる、パノラマエクスプレスアルプスの引退記念だったと思います。
左にいる201系四季彩や、右のE257系とは、短い共演でしたね。
三鷹の165系です。
ホリデー快速といえば急行型
という世代ですので、この姿には安心感を覚えます。
鉄研旅行(夏)
この頃は、「3連休パス」という切符がありました。
東日本管内は乗り降り自由。新幹線も指定席取り放題。今となっては夢のような切符です。
そしてうれしいことに、当時の急行「能登」は赤羽が0時すぎの発車、明け方に直江津に到着。こういう旅行にはとても便利な設定でした。
私たちも急行「能登」に乗って、直江津で降りて、急行「きたぐに」で新潟に行って……そのあとあんまり覚えていません。
東北地方をあちこち回って、米坂線乗ったのは覚えています。
米坂線を乗り通した後、米沢から新幹線に乗りました。
400系「つばさ」 しかも旧塗装。
で、米沢→福島→郡山→会津若松と移動して宿泊したっけな。
翌日、会津若松→喜多方→新潟と移動して、飯山線に乗る予定でしたが、大雨か何かで運休。
しょうがないから高崎経由で長野まで新幹線で迂回することになりました。
予定になかったので自由席で乗ることになりました。
よりにもよって
E1系Max(旧塗装)でした。
嫌いじゃないんだけどさ、混んでいるときにには非常に窮屈に感じるんですよね。マックスって。
この時も通路までいっぱいで、階段やデッキのあたりにずっとおりました。
長野に到着して、乗ったのが
急行「アルプス」
これに乗って東京に戻ります。
当時はまだ急行がそれなりに残っていたんですね。
なかなか寝付けず、甲府で長時間停車している間に、先輩と駅前をうろうろしました。
当時の甲府発車は午前3時台でしたから、うろついていたのは午前2時台。
完全にフリョーショーネンです。
早朝に新宿の到着します。
当時の朝の新宿には、こんな列車が顔を出していました。
EF65牽引の貨物列車。今の山貨の機関車と言えばEH500ですが、この時はまだまだ国鉄型の機関車が大多数でした。
鉄研旅行としての団体行動は早朝の新宿駅で終わり。最後の一日は自由行動(!?)となっていました。
自由行動になって私が乗ったのは
快速「フェアーウェイ」 新潟は上沼垂の165系です。
新宿から宇都宮を越えて黒磯まで行くホリデー快速です。
夜行の快速「ムーンライトえちご」で新宿に来た列車がそのまま使われます。
この時は、池袋までこれに乗りました。
そのあと、池袋から新宿まで特急「成田エクスプレス」に乗りました。
乗り放題切符だからできる無駄遣い。
新宿に戻った私は、また中央線に乗って小淵沢を目指します。
右の列車、特急「あずさ」です。国鉄色の183系でした。
左の新前橋の165系も懐かしいですね。どうせこいつもホリデー快速。
2時間ほどで小淵沢に到着。
そういや、初めて一人で特急列車に乗ったんだね。
記念にもう一枚写真を撮ろう。パチリ。
あれ、ブログを書いている今気付いたんですが、こいつマリ30じゃないですか。
房総特急からグリーン車を抜かれた後も、グリーン車を残したただ1つの編成。
ということは、これは臨時列車……?
この2か月後、この編成のグリーン車(サロ183-3)も廃車になったそうです。
当時は松本にも国鉄色の編成(M8)がありましたが、グレードアップ改造による窓の拡大に合わせて、側面帯も太めになっていました。
一方、このマリ30はグレードアップ改造されておりません。側面帯も元の太さのままです。
だから、当時はマリ30がもっとも国鉄仕様に近い編成だったそうです。(さっき調べた)
次の列車を待っていると、列車が通過する旨の放送がありました。
EF64牽引の貨物列車でした。当時は何も珍しくありませんでしたが、今や37号機が生き残るのみとなってしまいましたね。
小淵沢からは反対方向の「あずさ」に乗って、今度は千葉まで行ったと思います。こちらはいつもの青い183系でした。写真はありません。
電車の待ち時間に、写真を撮りました。
当時は何も珍しくない光景です。
でも、この光景はもう2度と見ることはできないんですね。
(左のホームにいるお兄さん、「たれべる」してる!!!!! *垂らしたベルト 流行りましたよねこれ!!! その後ろのお兄さんも「日サロ茶髪ロン毛」って教科書に出てきそうな素晴らしいスタイル。byうたこ)
千葉から東京まで特急「しおさい」(これも183系)で戻り、上野から特急「草津」に乗って、そのまま群馬の山小屋へ行きました。
この日は行って帰っての移動ばかりで、刺激はありませんでした。
それでも、この日は初めて一人で特急列車に乗った日。とても緊張したのを覚えています。
それに今となっては、この日ほど国鉄特急を満喫できた日は無かったので、これはこれでよかったと思います。
特急「あずさ木曽」を見に行く(秋)
同年9月、東京から中央西線の上松までを結ぶ臨時の特急「あずさ」が走りました。
その名も「あずさ木曽」。
後年の臨時特急「木曽あずさ」とはちょっと名前が違いますね。
この臨時特急のポイントは、
①松本運転所のM8編成(国鉄色)を使用
②専用ヘッドマークが付く
ということで、ヘッドマークが見えないと意味がないので、デジタルズームをかけずに撮ろうと判断しました。
なにせ私は、「写っていればそれでいい」と考えていましたので、必要な情報だけは欲しいわけです。
う~ん……
もうちょっとマシにできなかったかな!?
当時でもこれは失敗したと自覚していたようです。
私にとってのザ・ホリデー快速。
三鷹の169系が9両も連なっている。
ワクワク感と安心感のある、非常にすばらしい列車。(個人の感想です)
東西線に乗り入れる103系1200番台……ではありません。
103系1000番台です。
1本だけ存在した、常磐線から異動してきた編成です。
冷房装置がAU75系なのが、1200番台との識別ポイントです。
撮影した当時は知りませんでしたが。
湘南新宿ライン(冬)
2001年12月のダイヤ改正で、湘南新宿ラインが運転開始となりました。
開始当初の、今とは異なる様子を恵比寿駅で記録していました。
E217系。
幕が「横須賀線-総武線」となっていますが、少なくとも「総武線」はウソです。
215系。こちらは新宿行きでした。
E217系と215系は、新宿以北には行きませんでした。
じゃあ新宿以北に行く、現在の「湘南新宿ライン」の原型は何が担っていたかというと、
新前橋の211系と……
小山の115系です。
要するに、池袋まで来ていた宇都宮線や高崎線を増発・延長したという感じでした。
専用の方向幕まで準備されていました。
こんな具合で、限られた面積にぎゅうぎゅうに押し込むような情報量。
この姿も長くは見られませんでした。
こちらは通りがかりの山手線。
山手電車区の205系。青のADトレイン。黄色のほうは撮ってあったかな……。
あっ、シナオクの時間だ。お昼の時間だ。
もう帰ろーっと。
何気ないヘタクソ写真でも、昔の様子が分かっておもしろいもんですね。
そして案外、「当時唯一の」にいろいろ出くわしていたことに気付きました。