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DSair2 を導入した話 これは小学生のプログラミング教育にちょうどいい!

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こんにちは。うたこの夫です。

昨年、z21を導入して1年経ちましたが、いまだに無線化していません。

追加で買うものが多いことや、ロック解除キーを発注するのが面倒だ、っていうのが主な理由。

そんな中で、DSair2を買っちゃいました。

 

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DSair2って

z21と同じ、DCCのコマンドステーションです。

公式HPには、次の特徴が挙げられています。

 

    • 67 X 100 X 35mmの超小型、コンパクト。約110gで超軽量2)
    • デジタルだけじゃない!アナログPWMパワーパックモードも搭載3)
    • 別売りのPure Analog Adapterを使用することでPWMパルスをピュアDCに変換できます4)
    • FlashAir(SDカード)にMP3ファイルを置くとスマホで気軽に再生できます。
    • 単独でWi-Fi親機になります。Wi-FiルーターやPCは不要です。
    • BASIC機能搭載(上級者向け)。スマホだけで自動運転や、運転支援機能が作れます!
    • スマーフォン・タブレット・PCのブラウザで http://flashair/ にアクセスすると、操作画面が表示されます。モバイルアプリのインストールが不要です。
    • 改造すればS88-Nに対応。
    • スクラッチ風のブロック図プログラミングで自動運転プログラムが作れる!詳細–>Education Platform

     

     

     

つまり……

  • これ一台あればアナログもDCCもwi-fiで操作できる
  • 特別なアプリ不要でタブレットから操作できる
  • (用廃になったタブレットも活用できる)
  • ブロックプログラミングで自動運転も簡単
  • 非常に小さく軽いので、持ち運びできる
  • しかも安い

というわけです。

購入後、ちょっとした設定が必要ですが、多少PCに明るければ問題なく完了します。

こりゃ革命的ですね。

 

インターフェース

早速、DCCモードで遊びます。

先述の通り、ブラウザから操作画面を呼び出します。

普段は使っていないNexus7やideapadで遊んでいます。

今回はブログに載せるため、今回は普段使っているiPhoneSEで操作しました。

 

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さすがにiPhoneSEの小さい画面ではボタンが小さい!

左のF番号は、ファンクションキーです。今はヘッドライトと走行音を出しています。

右の番号ボタンは、アドレスです。今は6番のアドレスだけ登録していますが、同時に4つ登録できます。

ブラウザにタブ機能があれば、簡単にもっと増やすことができます。

上のアイコンのうち、左から二番目はPWM(アナログ)モードです。

CV値の書き換えは、左から5番目のアイコンから進めます。

 

タッチパネルでの操作ですから、操作感は機器によるところが大きいでしょうか。

wi-fi接続ですから離れたところから操作できるのが面白いです。

欲を言えば、スピードコントロールは物理キーで操作できるといいなと思いました。

 

Education Platform

ブロックプログラミングで遊べる、Education Platrormを開きます。

先ほどの画面のアイコンを推していくと、これも同じくブラウザ上で動きます。

 

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DCC、センサーなしで、単線を往復するプログラムを組んでみました。

思った通りに動きましたが、車輛の加減速の設定やクセに合わせた微調整が必要そうです。

PWM出力もできるので、アナログ車輛もプログラミングで動かせます。

なにこの近未来感。

ブロックプログラミングですから、scratchやmakecodeに慣れている人は何も見なくても操作できます。

そうでなくても、平易な言葉で書かれているので、すぐに操作を覚えられると思います。

小学校中学年くらいの子供なら、なにも問題なく使えそうです。

もしかしてこれ、夏休みの自由研究にちょうどいいんじゃないかな?

例えば……

・簡単なエンドレスを組んで、1周するたびに駅に停車するミニジオラマ

・往復と転轍をセットにして、スイッチバックを上るミニジオラマ

など。ジオラマなんかはなくったっていいと思います。

自由研究にしなくても、おうちで楽しみながらプログラミングに触れられる、子供にとってもすばらしい製品だと思います。

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動きの様子

うちにあるDCC対応車両を並べ、それぞれ個別の方向を指示しました。

 

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(ÖBBのRh2048があったのを忘れていました。)

このように、見事ヘッドライト点灯とテールライト点灯、消灯を織り交ぜることができました。

もちろん、個別に操作するので、例えば一番奥の165系だけ奥に進んでもらうなどもできあmす。

z21のときは、ボタンポチポチ、ハンドルを回して……と、操作が忙しかったのに対し、今回はタブレットポチポチするだけ。

うーん、ワンダフル。

 

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一人だと忙しいけど、二人以上で動かしたら楽しいだろうな。

この後、車両を交換してPWMでも操作しましたが、動力車4両同時でも無事に動きました。

 

 

まとめ

DSair2、これは買いです。

これから鉄道模型を始める人も、すでに持っている人も。

DCCをやっている人も、まだ始めていない人も。

これまでの資産を一切無駄にせずに、新しい遊びとこれからの発展が可能なコマンドステーション。

全ての人にお勧めできます。

また、このタイミングでEducation Platformを実装したのが、非常にすばらしい。

鉄道模型を通してプログラミング教育に貢献する時代が、ついにやってきました。

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